SHUREの215を購入

愛用していたSHURE SE315の左側が壊れてしまいました、とても気に入っていたのでとても残念ではあるのですが、そのために書い直しをした、という話です。

自分はどうやら耳があまり強くない様で、元気な音のメーカーの物はiPhoneの最低音量に設定しても聴き疲れがひどく、30分程度で耳の奥が痛くなってしまうため、一時期イヤフォン沼に音質ではない理由でどっぷりと使ってしまって居たことがあります。

その頃にSONY、Ultimate Ears、Etymotic Research、Bose、SHUREなどのイヤフォンをそれぞれ数本ずつ色々購入して試したのですが、ERとSHURE以外のイヤフォンは合わなかった様で長時間の使用には耳が耐えませんでした。

そういった背景も有り、今回候補に上がったのはSHUREのSE215、今回壊れたSE315の1つ下のグレードの1つ下の製品で理由は下記の3つ。

1.SHUREの製品は耳栓としての能力が高く、イヤフォンを作業用のアイテムとして使っている自分にとっては非常に高評価である事。

2.実はSE215は過去に数年使っており、音が合わなくて気が散って作業効率が落ちてしまうのを防げる事。

3.前述の通り、非常にイヤフォンを選ぶ耳をしているため、安全なチョイスをしたかった事。

とはいえSE215を使うのは3年ぶり、もうすっかり音の印象を忘れて居たので楽しみに到着を待ちました。

オーディオファンの間では広く知られていますが、SHUREのイヤフォンはMMCXというイヤフォン本体とケーブル部分が独立していて、断線時などにリケーブルと言ってケーブル部を交換する事により、高級なイヤフォンの本体を長く使うことが出来る親切設計になっています。

今回はせっかくSE215とSE315の両機種が手元に揃うので聴き比べを行う事にしたのですが、ここでSE315の生きている右側と今回届いたSE215の左側を1本のケーブルに悪魔合体的に装着し、キメラを生み出すという真っ当なオーディオファンの方であれば卒倒しそうな、着想を得ました、自分の才能が怖い。

『コンゴトモヨロシク』

エージングも済んでいませんし、いわゆる試聴用の定番音源ではない物でテストしてみましたが、右と左から違う音色が聴こえてくるのは中々面白かったです。

215は音像は甘いものの高音と低音が元気で全体的に脚色された感じのある楽しめる感じの音、とは言っても一般的なメーカーに比べると味付けは薄めです。

315は音のバランスは良いし、音像も215よりは良いですが、位相が分かるとか、楽器の音が分離して聴こえる、というほどの印象はありません、そもそもそこまで大層な耳をしていない、というのもありますが、作業用イヤフォンなので、あまり音質が良いのもそちらに意識を持って行かれやすくなるので困り物、素直な音すぎてすこし物足りない印象を持つ方もいるかもしれませんが、個人的には非常に馴染む音質です。

自分用のメモとしてこのBlogを残しておきつつ、耳が弱い方のご参考になれば幸いです。

ハイレゾイヤフォンにも興味がないわけではないのですが、自分が好きな音源がほとんどハイレゾ化されていないので、そちらの本格的な検討はしばらく先になりそうです。

Move on now!

2月28日、ひとつの区切りが訪れた。

アイカツ!、アイカツスターズ!というアニメタイトルのキャラクターの歌を5年間に渡って担当していた2つのユニット、STAR☆ANIS、AIKATSU☆STARS!の卒業ライブだ。

アイカツという作品は1つ1つ個性の光を放つ数多ある映像作品全体で見てもしっかりと個性を持ったポジショニングがある作品で、シンプルに言えば現代に生きる一部の人の心の支えになる力を持っている、この辺りの話は追々する日が来るだろう。

かくいう僕もそんなアイカツ!という作品に心揺さぶられ、アイカツ!の歌やステージに感動し、作品の中のアイドル達から元気を貰ってこの数年を過ごしてきた。

そんな彼女達歌唱担当の卒業。

アニメが終わってもスマホゲーム等で展開が続き、歌やシナリオの新規リリースが続いてきたが、それもここで一段落してしまうのだろう。

楽しみな気持ちと不安な気持ち、そして未来への少しの希望、きっと誰もがそんな気持ちを抱きながら会場の日本武道館を訪れたに違いない。

日本武道館はアイカツの作品中でも何度か登場するファンにとっても思い入れ深い場所、そこで彼女達と、そして、ファン達も次の道へと歩き出す事になった。

素晴らしいライブだった、この5年間の「アイドル活動」の集大成。

パフォーマンス、MC、演出、観客、全てがアイカツらしかった。

アイドルの始まりから旅立ちまでの成長の過程を、映像で、演出で、曲順で、衣装のコンビネーションで、ありとあらゆる方法を使って表現し、ファンは自分が受け止められるだけの文脈の大波を、笑ったり、泣いたり、叫んだり、膝から崩れ落ちたり、それぞれの方法で受け止めていた。

僕はと言えば、5年間のアイカツの歴史に合わせ、所々で自分の5年間が頭を過ぎった。

「あの頃はこれに熱中していたな」

「あの頃はあの人とあそこに行ったな」

「この曲にはこういう思い出があるな」

「アイカツのオフ会、楽しかったな」

「アイカツを通してたくさんの人と絆を繋いだな」

不思議と悲しみはない、彼女たちのライブは前を向いて終幕した、次のステージへと進むために。

だけど、会場を立ち去る時に何かを置き忘れて来たような、そんな気持ちになった。

最高のパフォーマンスを見せてくれたSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!への思いだろうか、それもある。

でも、何かがスッキリしない、そんな気持ちを引きずったまま、あれから1週間が過ぎた。

その正体が段々と見えてきた。

その日、大事な仕事があったので武道館には開場ギリギリに着いたのだ。

ファンの方がたくさん居た、物販があった、フラワースタンドがあった、全てがアイカツ武道館のためにそこに集まっていた。

その全てに自分はしっかりと目を向けたか?

向けられていない、ライブ前の時間を楽しそうに過ごすファンの皆さんを見るのが大好きなのにそうしなかった、物販は友達に頼んでしまった、フラワースタンドも少ししか見られなかった。

言い訳は立つ、仕事があったんだ、違う、そういう事じゃない、仕事を取ったんだ。

いい大人が仕事の調整を出来ないなんてそれこそ言い訳だ。

あの日自分が置き忘れた気になった物の正体に気がついた。

好奇心だ。

ライブに行けば友達が居て、ファンが居て、物販があって、フラワースタンドがあって、そういう物だと決めつけて、いつも通りだと決めつけて、軽く楽しめれば良いと決めつけて、全てを十分に楽しむ余裕がない時間に会場にたどり着いたのだ。

事前に想像力を働かせてその時間を取ることが出来なかった、あと30分早く行って少しずつでも向き合おうとする努力が足りなかった。

ライブ前のそれらは、目の前にあればもちろんその価値はよく分かる、けれど、気づいた時にはもう遅かったのだ。

自分がアイカツ!のアイドル達から学んだ事は言い訳をすることだったか、違う、努力を積み重ね、少しずつ人生の壁を、崖を登る事だったはずだ。

かつて10年ぐらい毎日の様にBlogを書いていた頃は、ネタ探しも兼ねて人10倍ぐらい好奇心が強かった、毎日動き回っていた、そんな自分を思い出した!

それが色々な人や、物との出会いを与えてくれて、自分に活力をくれていたんだ。

その頃、年上の人達が随分と落ち着いて見えたことがあった、もっと遊んだら良いのに、そう思ってさえいた、ひょっとすると今の自分は年下の人たちからはそう見えているのではないか、いや、そうに違いない。

もちろん、その人達から学んだ事はたくさん有る……そう、こんな素晴らしい学びを貰える私はきっと特別な存在なのだと感じました。

今では私が年上の側、年下にあげるのはもちろんヴェルタースオリジ……いや、アイカツ!なぜなら彼らもまた特別な存在だからです。

けれど、まだ引退するような年じゃない。

Twitterだけでは表現しきれないことがどうやらある!

自分が感じた事を形にする手段を1つ増やす!

挑戦しないのが一番怖い!!

月に1回ぐらい書けたら良いなという気持ちで久しぶりにBlogでも書いてみようと思います。

きっかけをくれたSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!に感謝を!ありがとうございました!

アイ!カーツ!!